いただきます夫婦の世界一周レポート

私たちは2013年10月16日より、「オーガニック」「自然と調和した暮らし方」をテーマに夫婦で世界一周の旅を始めました。 旅の途中で見つけたもの、感じたことなど自由にアップしていきます。 また、いただきますを世界に広める夫婦として、「いただきますの日」プロジェクトにも参加しています。 http://itadakimasu1111.jp/?p=1795

セルビア初のオーガニックレストラン“Grezdo”@ベオグラード

セルビアの首都・ベオグラードで、2013年4月にオープンしたという国内初のオーガニックレストラン「Gnezdo」に行ってきました!

 

「Gnezdo」は、セルビアに行ったら誰もが必ず訪れると言われているカレメグダン城址公園(ベオグラード要塞)から歩いて10分くらいのところにあります。

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 小高い場所にあるこの公園からは、ドナウ川とサヴァ川の両方を臨めます。

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ここは旅行者にとっても、地元の人々にとっても大事な憩いの場。 

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歌を歌っていたおじいさん。すごく素敵だったので、コインを少し お渡ししました。

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 要塞にも歴史が感じられます。

 

公園から、トラムの道に沿ってしばらく坂を下りていくと、こんな階段が見つかるはず。中央駅からも歩ける距離です。Gnezdoの入り口は、なんとこの階段の途中!

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 断言します。知らなきゃ絶対気付きません。

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入口近影。これがほんとにレストランの入り口なの?と疑いたくなってしまいますが、扉の右上に、ちゃんとお店のプレートがついていました。

 

おそるおそる中に入り、薄暗い螺旋階段を登ると 、突然、雰囲気がパッと明るくなりました。

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 「Gnezdo」はっけーん☆

 

中に入ってみると…

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手作り感があって、なんとも愛らしい。

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ランチをとるべく12時の開店を目指していったのですが、食べものの提供は13時~とのことで、飲み物をいただいて待つことにしました。

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ドメスティック・アイスティー。冷たいカモミールティーにスライスしたレモンが数枚入っていました。

よく見るとティーバッグはALNATURA(ドイツの大手オーガニックスーパー)のものだったのですが、セルビア産の茶葉が使われているのでしょうか(ALNATURAのHPを見てみたけど産地の表記を見つけられず)。それともお茶自体がドメスティックというよりは、この飲み方がドメスティック、セルビア式アイスティーという意味なのかな?

日差しの強い日だったので、すっきりした味に癒されました。

 

予想外の待ち時間ですっかり空腹になったころ、いよいよ店員さんがメニューを持ってきてくれました。13時きっかり。

私たちが注文したのはこちら。

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野菜たっぷりリゾット。本当はパンプキンリゾットなのですが、この日はカボチャが品切れで、別のものになっています。お米が真っ赤。そしてうかつにも、一体何のリゾットなのか訊くのを忘れました。

ほんのりアジアを感じさせる味付け。

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こちらは、焼きリンゴとチキンが乗ったパスタ。

焼きリンゴとチキンがこんなに合うとは知りませんでした。パスタはクリーミーで、さっぱりした具ととても合う。

 

ところで、メニューを見ていると、「Organic」を意味するセルビア語に「Organski」とか「Organska」とか「Organske」といった具合に、いくつか種類があることを発見。あとに続く名詞の種類で語尾が変わったりするんでしょうか。

 

値段も比較的お手頃で、美味しい“Organski”なごはんが食べられるこのお店。

セルビアを訪れた際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか♪

 

GrezdoのHP

http://www.gnezdoorganic.rs/

 

 

 

ちなみに。

 私たちが泊まっていた「CityBreak Hostel」という宿のお隣も、ビオショップでした。

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ベオグラードでは毎年「バルカン・ビオエキスポ」が開かれており、オーガニックの普及にも力を入れているようです。

 

 

さて、セルビアの次はブルガリアへ!

駅の窓口に寝台列車の切符を買いに行ったら、なぜか「予約できない」と言われ、座席指定のない切符を渡されました。

寝台なのに自由席??おかしいなと思っていたら……

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そもそも寝台じゃなかった。

 

というか、正確には寝台車両もあったのですが、なぜか訊かれもせず普通車両にされていたのです。

車掌さんに訊いたら、その場でアップグレードすることは可能だけど、ユーロかセルビアディナールの現金しか使えないとのこと。

 

持ってない…。 

 

ハンガリーで所持金の多さに怖気づいて持っていたユーロを全部両替してしまったけど、やっぱりヨーロッパにいる限り、ユーロは少し持ってたほうが良いですね。。。

 

 

結局酔っぱらいのおじさんに絡まれたり、タバコの煙にまかれたりながら、国境を越えることになりました。

 

 

written by Kyoko