いただきます夫婦の世界一周レポート

私たちは2013年10月16日より、「オーガニック」「自然と調和した暮らし方」をテーマに夫婦で世界一周の旅を始めました。 旅の途中で見つけたもの、感じたことなど自由にアップしていきます。 また、いただきますを世界に広める夫婦として、「いただきますの日」プロジェクトにも参加しています。 http://itadakimasu1111.jp/?p=1795

スコットランドのオーガニックショップ“Earthy”

 ロンドンに2泊、ストーンへンジのあるソールズベリに1泊したのち、夜行のコーチに乗ってやってきましたScotland!
(Coach=長距離バスのこと。同じ名前のNYブランドのマークは馬車だよなぁ、なんて思ってたら、昔はホントに馬車だったみたいです)


ロンドンからスコットランドの首都・エディンバラまでは9時間。キツイかなーと思っていたのですが、幸いまだ時差ボケがあったため、23時(日本時間あさ7時)にバスに乗るやいなや泥のように眠ってしまい、気付けば夜明け。バスの車窓からはスコットランドの燃えるような美しい朝焼けを眺めることができました。

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自然豊かなイメージの強いスコットランドですが、エディンバラは海に近い古都。エディンバラ城を中心に広がる美しい町並みは、世界遺産にも登録されています。

今回は、そんなエディンバラに3店舗を構えるオーガニックショップ「Earthy」に行ってきました!

私たちが行ったのは、エディンバラ駅の北側にある、shop&restaurant併設のお店。
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まずドアを開けると、期待通り山のようなオーガニック&エコグッズ!

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にゃんにゃんおのカンカンお(^ω^)

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そしてたくさんの新鮮な野菜たち。

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おっきい!

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パンも美味しそう。

 

ジモティーらしき白人さん夫婦が紙袋いっぱいに食品をつめて帰っていくのを横目に、私たちは慎ましくバナナ2本とシャンプーを購入。バナナは翌朝食べましたが、甘くて美味しかったです♪
(ちなみに…ロンドンで迎えた初めての朝、カフェでイングリッシュ・ブレックファストを食べたところ質素なわりに平気で1000円とかしたので、それ以来朝食は手頃なものを買って部屋で食べるようにしてます)

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せっかくなので買い物ついでに併設のレストランでスコーン&お茶をすることに。デリも種類が豊富なので、ランチにも良さそう。


天井からたくさんの電球がぶらさがっているのを見て、電球をぶらさげるってやっぱり良いよね、日本の古民家にもこんな照明似合うだろうね、なんて話しながら店内をきょろきょろ見ていると、壁に書かかれた、ある言葉が目に留まった。

”YOU ARE HOW YOU EAT AS MUCH AS WHAT YOU EAT”

「You are what you eat」は、「健康は食にあり(あなたはあなたが食べるものでできている)」という意味の英語の諺。良い言葉だなーと思って私も記憶していたのですが、なるほど「何を食べるか」と同じくらい「どう食べるか」が大事!ってことですよね。
そういえば、「イギリスの料理はマズイ」と世界的に言われるようになった原因の一つに、「野菜がへろへろになるまで何時間も茹でる」というのがある、という話を聞いたことがあります。当然、そこまで茹でたら栄養素も旨みも流れ出てしまいそうなもの。今でこそそんなことはあまりしなくなったそうですが、フレッシュな栄養素がとれる食事をしようぜ!というこのお店のスタイルが表れた言葉なのかもしれません。

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ところで、今、エディンバラの「the elephant house」というカフェでこの記事を書いています。J・K・ローリングハリーポッターシリーズの前半を執筆したカフェです。あいにく私はハリーポッターって観たことも読んだこともないのですが(もはや希少種?)、その名のとおり店内中ゾウの飾りばっかりの、あたたかい雰囲気のカフェです。


ちなみに電車で1時間半ほど北へ行けば、夏目漱石が「草枕」の草稿を書き上げたとされるピトロッホリーという街があります。残念ながら今回の旅ではそこまで足を伸ばせませんが、こんどスコットランドに来た際には、ぜひとも!行きたいところです。

 

 

written by Kyoko